2014年2月26日水曜日
『少年たちは、大人の階段のぉ~ぼる~♪』
ある日はカドック、ある日は七変化の曽世海司です。
いざ!エルサレムへ!でお馴染みの『少年十字軍』も残りわずか。
日々、僕らは壮絶な旅を舞台の上に繰り広げております。
とても幸せな日々です。
僕らがシアターサンモールに初上陸してから15年。
初めてこの劇場での公演が決まった時、武者震いしたものです。
劇団にとっての三度目の『トーマの心臓』。
この頃には代表作となり始めた勝負作で、いざ!サンモールへ!と鼻息荒く乗り込んだのです。
作品の世界観と、シックな劇場の雰囲気とがマッチして、公演は大盛況。
以後、スタジオライフにとっての勝負作の多くは、
ここシアターサンモールで繰り広げられるようになりました。
ここは戦場です。
ホームグランドでもありつつ、闘いの場でもあります。
物語性の高い作品を、演劇として三次元化する。
役者達は役柄と格闘しながら、己の肉体と精神とで体現してゆく。
いつも、そうした闘いが繰り広げられております。
そして。
いつも、何かしらの“成果”を味わう事ができます。
今回、少年十字軍、タイトル通り若手は奮闘しております。
そして、彼らを支える先輩たちが実に頼もしく、
先輩後輩入り乱れ、この難度の高い道のりを皆で一歩一歩踏みしめております。
築かれた街道は、きっと劇団を次のステップへと押し進める指標となり、
ご覧頂いたお客様のこころにもきっと、キラリ光る何かを残せているんじゃないか、と。
ありがたい大成果です。
残りのステージ、劇団員一同、渾身のちからで歩んで参ります。
まだご覧頂ける余地のある方は、是非とも劇場に足をお運びください。
皆で聖地を目指しましょう!
そんな訳で、僕らにとって聖地であり続けるシアターサンモール内部を少しご紹介。
楽屋には無数の階段が存在します。
キャリアを重ね、一歩一歩昇って来いよ、と言わんばかりに。
長い階段の上にはゲシゲシが。
せまーい階段には、たまたま観劇に来た鈴木トモーが。
そして奈落から爽やかに上ってくる我らがふ~ちゃん!
皆、一歩一歩、踏みしめて、歩んでゆくのです!!